一石二鳥なフルート練習。

さて・・楽器販売はSAXオンリーですがリペアの方は木管・金管問わずリペアしていきたいと思っております。

そこで・・・・最初問題だと思っていたのは・・・

「私、SAXしか演奏できませ~ん」という事。

師匠いわく「楽器は吹けなくてもリペアは出来ますよ」と言う。・・・でも・・不安・・そんなんで良いのか?

でも・・リペアをやっているうちになんとなく判る気がしてきました。楽器試奏出来なくても規格通り正しく直せば音は鳴る。音は出なくても操作性は検査出来る。むしろ試奏出来ない分だけ真剣勝負、丁寧に直せるような気がします。(試奏して音が出づらいなどは修理が甘かったのが殆どの原因)

・・・こんな事ありました・・あるSAXを修理する前に試奏し「少し音が出づらいなぁ~」ぐらいでこの修理はタンポ調整少しやれば終わりかな?と思ってました。しかし・・・・リークライトで検査したら・・・・酷いもんでした・・殆どのキーでリーク・・しかも音孔が歪んで波打っている(ぱっと見ですよ~)。・・・そんな状態のSAXでも演奏出来てしまった・・・・。音出せる人って多少の狂いでも音出せるのですよ、初心者はそうもいかない・・そして自分が悪いのか楽器が悪いのか悩む。大抵は自分のせいとして健気に練習するのですがそんな楽器で練習すると・・・悪いクセがつくだけでは?

もっと「音の出方」という物をシビアに感じ取らなくちゃいけないなぁ~・・。そうしないと・・試奏して「音が出るからいいかな?」ぐらいの甘い調整になってしまう。そんな事をそのSAXから学びました。

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なんの話だっけ?w・・・話戻ってお題は「一石二鳥なフルート練習」 ^^;)

そうはいっても音出したいです~、特にフルートは昔から憧れてたのでこの機会にフルート購入!練習しております。フルートって無茶苦茶腹式呼吸の訓練になるわ~w少しロングトーンしただけで酸欠状態になる・・・いかに、SAXをいいかげんに鳴らしていたか・・・。

これじゃいかん!という事で最近フルートレッスン受けてます。んで、講師いわく・・「トランペットのマウスピースで複式呼吸の練習になるよ~」との事。おぉ!それって金管も音出せるようになるし一石二鳥じゃないですか!!

んで・・・今日楽器屋を覗いていたら・・・こんな物発見!

P1030560

 

これ900円!!普通のマウスピース買わなくてよかった~。種類色々「ユーフォ用」「トロンボーン用」などなど、やはり練習するならトランペットでしょ~。

マウスピースで練習してみて・・たしかに腹式の練習になるわ~フルートがしっかり音出せるようになった頃には金管もデビューだぜ!

管体の違い。

我々リペアやっている人はSAX管体だけの姿(キーやら余計な部品を取り除いた姿)を見る事ができます。そして、その管体の違いというのは叩いた音で解ります。

その音を少し紹介。

tataku

 

叩いている場所は上の図①~⑤で叩いている順番も同順です。

1箇所に付き3回叩いて少し間を開けて次の場所を叩いております。

セルマーMK6

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orpheo 

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どうでしょう?違い解りますか? MK6の方が「ボーン」と太い音しており響いております。

ゆえにマウスピースから発せられた音が管体の響きと混じって豊かな音色になるのでは?・・・・と勝手に思っておりますw

Orpheoもこの音でまだ良いほうですね。

他の楽器で「カン」「カン」しか言わない奴もあります・・。(ただのマウスピース増幅器)

 

今日のSAX変態さん。

「今日の・・」ってシリーズ物っすかぁ~?w本当は好きなアーティスト紹介のつもりでしたが・・・。

好きなアーティストとなるとやはり最初に載せるのは「ズート」「ヘンダーソン」「ロリンズ」あたりかなぁ~?と思いましたが、最近お気に入りの「バルネ・ウィラン」もいいなぁ~・・そういえば前から好きな曲で偶に聴く「カーラ・ブレイ、スティーブ・スワロウ、アンディ・シェパード」のライブは?・・そうだそれにしよう!とYoutubeを探しているうちにこんな動画見つけてしまい急遽タイトルを「今日のsax変態さん」にw

Rita Marcotulli, piano/Andy Sheppard sax  / Brugge jazz festival 7-10-2006

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どうでしょう?

アンディ・シェパード(英国)はカーラブレイ・バンドのSAX奏者として活躍されている(?)方で↑に書いたライブ盤では端正なSAXで「味あるし巧い人だなぁ~」思ってましたが・・こんな変態さんだったんですねw(実はもう一枚アンディシェパードのリーダアルバム持っているのですが・・イマイチでした。んで、暫く聴いてなかったのですけど)

途中やっているオーバートーンでの演奏、ブレッカーはこんな感じでやっております。      (4分30秒あたりから)

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しかし・・こんな演奏当たりまえになってきたのかね~?クラッシック界はもう異常な世界でしょう・・僕はクラッシックSAXはあんまり聞いてないので「こんなの普通じゃん!」とか言わないでねw

さて・・連載で続くのでしょうか?

見事鳴りませんでした・・

P1030538

 

ベルグラーセン・ラバー 105 2 SMS

ebayで落とした品なんですけど下の写真の白く線を引いたところにキズ入ってます。知っていて落としたのですが・・・見事に鳴りませんでした。

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まあ・・勉強代という事で・・・。これは自分で直してみようかなぁ~w売り物にはなりませんが勉強々!調べたら小麦粘土というやつをマウスピース内に盛りそれを削って色々試せるらしい試した後は水に漬ければ綺麗に取れるみたいですよ~。んで本番はプラスティックパテで整形するみたいです。(egakki.com お悩み相談室 より)

ebay・Yahooオークションなどでサックス購入してまともなやつは今までありませんwどこか・・いかれている。まともそうでもリークしてたり・・・。YAHOOオークションならまだよいでしょうけどebayで購入するのはどうか?と思います。もちろんリペア出来る人は問題無いでしょうけど。

不思議なのは・・・具合が解らないSAXが平気で市場価格で売買されている事・・安けりゃ我々業者が買って直すので良いですよ?市場価格または市場価格より少し安いぐらいなら業者は買わないでしょ~、一般の方々ですよ。リペアに出して余計にお金出すのであれば安心出来るショップで買った方がいいのに・・・・。

どういう事になっているのか?解らない事がまだまだ沢山あります。

シュラックな事

シュラック・・・タンポとカップを接着する接着剤です。

メーカー出荷時に入っているシュラックは↓写真の感じが多いです。

P1030496_2

 

これ透明シュラックと言っておりまして低温で溶け固まるとゴムのように弾力性があります。

メーカーさんはタンポ合わせに時間掛けられないのでこんな感じでタンポを接着しているのでしょうか?(人から聞いた話w)

①タンポ(またはカップ)に透明シュラック乗せる ②カップにタンポを入れ暖める。③キーを閉じそのまま固まるまで何かで固定 ④出来上がり。

非常に簡単!w・・パートのおばちゃんがこの作業しているのでしょう。しかしだね・・・偶に合ってない事ありますよ~楽器店納品チェックで点検されたものは修正されているはずです。

僕・・・このシュラック嫌いなんですw

タンポの微妙な調整がやりずらい!!のです・・・。

タンポを合わせた後数時間後に見てみると・・・元に戻っている!という事が多い!!そりゃね・・スキルのせいもありますよ~でもこのゴム質がいけないのではないか?と最近思っており積極的に茶色の硬質シュラツクに交換しております。↓写真

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このシュラックはあまり戻らない。微調整が出来ます。しかもキーを押した感触が透明シュラツクとは違い「カチッ」として良いです。(グンニャリ感触はパットの厚さもあるけどね・・)

音質的にもどうなんだろう?パットが吸音材になってはいけないのでは?ゴム質なら吸音もそれなりにあるのではなかろうか?

普通のリペア屋さんでは透明シュラックは使わないそうですがどうなんでしょうね~?

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ちなみに・・・前に書いたORPHEO君を調整してたら・・・

PT360001

 

こんなの出てきましたwなんですかいな?こりゃ?米国流ですかね?

黒シュラックは良いとして・・紙で傾きを合わせております。(フルートは紙で合わせます)日本ではまず無いだろうな~。