ハセカン・ナリカン合同企画 修理屋さんの無料調整会&楽器フェア

上記タイトルを

2013年11月8日~10日の3日間 12時~19時

ハセカン秋葉原修理道場で開催いたします。

私も何点か楽器を出品&無料調整会に参加します。

僕の出品・・カイルベルズST90ソプラノ(9万円台?)・ヤナギサワA5アルトSAX(5.5万円現状・・タンポ全交換付き7万円)・ヤマハYFL33フルート(頭部管銀4.9万円)

再調整点検が間に合えば

ブッシャーBigBテナー(16万円)・オルフェプロモデル301(5/15日記・・17万円)

コーン26Mアルト(38万円)

の予定です。(全て税抜き価格)

26Mは他のお店でもあまり置いてないと思えるので是非この機会に試奏だけでもどうぞ~。

よろしくお願いいたします。

ハセカン秋葉原修理道場アクセス↓↓↓

http://hasekan.com/accsses.html

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BigB・オルフェ・Conn26Mについては前日までに販売するか?しないか?当ブログで告知いたします。

なかざわ管楽器修理工房

へ工房見学に行ってまいりました。

事の起こりは・・・来春工房開業予定なのですがどうも「万力台と作業机」のイメージが出来ない。万力は凹み直しなど必需品です。それを固定する為にはどうしたら良いか?万力で作業している時ビクともしない台が望ましい・・・そんなこんなで師匠に相談したところ「ハセカン卒業の中沢さんが詳しいので見学に行ったら?」との事。アポを取って頂き見学に行くことになりました。

さてさて・・どんな方なのでしょう?ブログを見ると坊主頭の怖そうなお方・・。下手な質問でもして鉄拳パンチ食らったらどうしよう?など思いながら・・・「なかざわ管楽器修理工房」へ進入。

【なかざわ管楽器修理工房HP】

http://nakkanwinds1.ii-sites.com/

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僕:「こんにちわ~・・ハセカンの長谷川さんの紹介で見学に来た乙井です~・・etcよろしくお願いいたします~」

中沢さん:「どうもどうも・・・話伺っておりますよ~・・・」

と・・最初に思っていたのと違い気さくな感じ良い方でした~。

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んで・・・目的の物発見!

DSC00483作業机と万力。

それから質問攻め「作業台」「万力」「工具」「サックス・リペア」「備品取引先」etc・・・

質問に対して嫌な顔もせず親切丁寧に説明していただきました!ありがとうございます!!

すごい勉強になりました!

これから開業して一人悶々と修理する日々が続くと思われます。作業をしていて自分では解決出来ない難問も出てきます。「そんな時どうしよう?」みたいな一抹の不安も無きにしろあらず・・。でも・・ハセカンで学びこうして開業している諸先輩達も沢山おり、同じように悩みながらがんばってやっている姿を見て「一人ではない!」と開業に向けて勇気も戴きました!

「楽器に対する探究心」やはり独立開業している方は違う!・・と質問を通して感じた次第であります。好きなサツクス「自分の好み」だけでなく「お客様のニーズに合った調整」その千差万別な調整を行うには深い知識が必要・・・。がんばって僕も探求していきます!。

– 是非!埼玉県浦和周辺の方は「なかざわ管楽器修理工房」へ!

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【出会いその2】

最近話題の「マーマデューク Marmaduke」マウスピース販売の方がハセカン秋葉原工房にて「カスタム・フェイシング工房」を開催との事。

マウスピースリフェース作業現場なんぞ滅多に見れないぞ!とワクワク!

お会いしてまたも質問攻めw・・・と・・・リフェースの実践講習会w

色々教えて頂きました!ありがとうございます!

今後ともよろしくお願いいたします~!!!

マーマデューク・マウスピースを右近茂さん(6/7日記)が試奏しているのをこっそり聞いておりました。(工房1Fにて試奏・・僕は2Fにて作業。ときおりトイレで盗み聞きw)ごっつい良い音させておりました~!それから虎視眈々と1F作業場にあるマーマデュークMPを狙っておりますw

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【Facebook】https://www.facebook.com/sax.jpn

【メインHP】http://members.jcom.home.ne.jp/marmaduke/index.html

 

ida maria grassi

というSAXを購入しました。

イタリア製で結構古いメーカーなのですが現在無くなっております。

んで・・そのお姿。

ida maria grassi

 

↑こんなSAX。

オークションで見つけ始め見たときは「直して安くしても売れんわ~」と思いスルーするところだったのですが。↑写真黄色線部分がなんともセクシー・・に見えて安かったし購入w

実物を見てみますとその腐食具合もなんとも味があり「ちと良い買い物したかなぁ~?」なんて思ってたりw(親バカですね ^^;・・)

でも少し色々なSAX見ているうちに微妙なラインなんか見えるようになってきたかも?

グレードはどうなんだろう?調べたらプロモデルっぽい事書いてあるHPはあったけど?別な情報では中間グレードとも書いてあったり、なんとも言えません。販売する頃までに確かな情報を得たいと思います。(同じような機種のYOUTUBE模範映像あったなぁ~・・載せるか↓)

YouTube Preview Image

柔らかで上品な音ですね~。まぁ吹き手にもよりますが参考という事で。この映像の楽器は80年代と書いてますね~(S/N45246) 。今回購入した楽器はS/N6143、僕の方がお姉さんですね。

届いたSAXを軽く見てみるといつものように凹み無い部品etc・・

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黄色円部分が凹みです~。キーガード支柱ありませ~んwタンポはどうせ全交換なので期待しておりません(って無いキーもあるぜよ)

でもね、姿がしっかりして主要部品がちゃんとあればビビル事ありません。まぁなんとかなるべさw

安くて認知度低いメーカーでボロでetc・・売れないなぁ~という楽器・・・だけど・・・

なんか僕的にお姿よろしいので「部品取り」とか「凹み直し実習機」とか「塗装実験機」とかにせんで立派に直します。(上記実験機はヤ○ハの「Y○S2*」かの?w)

珍しく2話目

なんかね~・・酷いもの自慢じゃないけどw

酷い話はこの短い期間に沢山ありまして。

あるバリトンサックス。どうやら学校備品らしい。開けてみると・・・・

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トーンホール歪んでいるよ~!w

いや・・これに限らずあるのさタマに・・・。しかしだねどうやったらホール歪ませる事が出来るのだろう?不思議でしょうがない・・。これ某有名メーカー品さ。出荷からこうなっているハズがない!(製品不良でホール歪みまくっている中国製は見た事あるけどね)

んで・・修理。

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まずまずでしょw

これそんな難しくないのです。よく直すのはキーカップの歪みだけどね~w

さてさて・・・このバリトン君オクターブキーがよく分解するんだとw

「よく分解するって?・・・・・・」意味判りませんよ~!!

分解するようなオクターブキー見た事が無い!

オクターブキー部分がバラバラになるのだとさw想像出来ますか?キー操作している最中にキーがバラバラになって落ちちゃうの・・・・。想像出来ないでしょ?ありえないもんね ^^;)

しばらく・・・「じーーーーーーーーーーーーーーーー」とオクターブキーを眺めながら考える・・・考える・・・考える・・・どうしたらバラバラになるのか?キーを触りながら・・・・。

!!!!!????もしや!!!!???

やっぱりね

オクターブキーを「押す」のでなく「引っ張る」のですw判りますか?通常と逆の動きをさせる。指で押すのでなく「つまみ上げる」のです。

見事バラバラになりましたw

その修正。

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黄色○部分をハンダ付けで付け足しました。ようするに支柱が短いので引っ張ると抜けやすい。んじゃ長くすりゃいいのだろう?という発想w

付け足した部分の強度は?

ありませんよ・・そんなのに強度はいらん!ムリに壊したいなら壊せ!んでまた調整に持ってくるがよいさ!

学生よ無茶しちゃいかんw普通に使おうぜ

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追伸:

多分・・オクターブ押して指を戻すときなぜか?オクターブキーに指が引っかかって写真支柱部分が抜けるのだろうなぁ~・・・メーカーも悪い!

でも・・結構引っ張ったぜ?テストしたときはさw

楽器リペアは繊細なんすよ~。

・・と。

ほんとねタマに「うがぁ~!!!!」ってなることあるのです。その例を一つ上げます。

タンポをピッタリ合わせます。その次に同時着キー(1つ押したら連動で別なキーも動く)を同時に閉まるよう合わせます。それを調整するのが下の写真部分の押さえです。

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①のコルクでSAX左手で3ヶ所。コルクを少しずつ削り同着するよう合わせます。

・・・が・・・コルク削り過ぎたら・・・下の写真のようになります。

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①を押したら②が同時に閉まるようにしたいが・・②が閉まりきりません・・。んで・・・コルク削り過ぎたので本当はコルクを新たに張りなおして再度削るのが理想。しかし・・すごーい手間と時間が掛かります。ので・・僕は今のコルクに付け足します。(いいのか?こんな事書いてw)

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付け足すコルクは0.1mm程の厚さ。これを削り用ゴムコルクから削ります・・うす~く慎重に・・。(①ですが判るだろうか?削りカス・・ゴミみたいなものです)

これを調整しているコルクに張ります。

DSC00423張った写真。見た目張ったのが判りません

んで・・・張ったら直るのか?いーーーーーえ!こんな極薄でもキーの開きはかなり変わります!ので下の写真。

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今度は①が開いてしまいましたw・・・んで・・またコルクを慎重に削る・・・。慎重に・・・0.1mm厚を0.05mm程削ります。削り過ぎないように・・・。そうすると・・下の写真。

DSC00426

 

んまぁ~!ピッタリ!・・・「完了?」と書いてますが・・・その後の作業がまた面倒なんですよ~。(同じようにキーコルクを削ります。)

これ2つのキーしか写真に載ってませんが本当は②の左隣のキーも同時に閉まります。

SAXの作業はこの左手キー+右手キーの調整で多くの時間掛かります。(もちろん他も大切で重要な部分があります)

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ヤマハとカイルベルズはこの微調整をネジで出来るのですご~い楽(他も数社)。セルマーはコルク削り・ビンテージも殆どコルク(コーン26Mはネジ)。ネジ式は調整楽だけど狂いやすいかなぁ~?ネジ止め液を塗れば良いけどね~。

フルートもこんな同着調整ありますが殆どネジ調整でしょうか?

コルクは0.01mm単位調整。ネジはさわって調整(わかります?1度も廻すかな?)大げさじゃないよ~・・・最後の詰めはそんな感じですw

「うがぁ~・・・・・・・!!!」

になるでしょ?w

(・・紙調整する所もあり。紙は0.01mm単位であるからね~・・でも、師匠はゆるしてくれませんw・・)

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明日から頼まれ物のSAX調整。

日本では有名な某メーカー品。・・・ですが・・・・検査したら中国品並みです。「調整済み」と書いてないオークション品は殆どこんなのだろうなぁ~?オークションで買うときはオークション代金+1万~5万円調整代用意しましょう。ほんと酷いよw(まともなの見た事ないわ)

(今の中国製どうなんだろう?良くなったのかな?例えは昔の話です)