音と吹奏感変わったよ~・・。

今日はサムフックの話。

SAXでよく交換する部品の一つにサムフックがあります。

実はサックス好き・リペアマンでありながらサムフック交換はお洒落ぐらいしか思って無かったのですよw

夜閉店後によく遊びに来て試奏室で練習するD氏が・・

「サムフックの位置が悪いのでなんとかしたい。」

という要望を。

色々話を聞いて位置決めしてとりあえず手持ちのアルトのサムフックを取り付けてお預かりしたサムフックにコルクなどを張りベストな位置に調整する事にしました。・・・・・・が・・・・・

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交換後試吹きすると・・・・・「あれ?」・・響きが僅かに少ない・・・・。少しこもった音に聞こえる。

本人も吹奏感に違和感を感じ・・再度オリジナルを付けて試吹き。

「やはり違う・・・・・。」

何回か繰り返してプラ製はボツにしました。

指の位置が合わないのも苦痛なのでアルト用の金属製サムフックを買い取り付けることにしました。

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二人ともキャリアだけはあるのですが・・・サムフックはお洒落装備という点で一致していたので目から鱗の出来事でした。

不思議だね~・・・サムフックで音が変わるなら振動を吸収するであろう「押さえている指」を付けないのが一番と思っていたのだがw

サプライヤー様申し訳御座いません私めが無知でしたw

でも・・・・ネックジョイントのネジは交換しても変わらんよw(試し済み)

不器用な子(セルマーOMEGA164)

只今Selmer OMEGA 164 tenor をリペア中。 SELMER OMEGA 164

OMEGA164の事を知りません・・という方がいると思いますので詳しく書いたサイトを紹介↓↓http://saxohtake.blog129.fc2.com/blog-entry-10.html

要するに米国セルマーが作った最後のプロ機と言われているのですが・・豪華とは言えない彫刻・鉄板のキーガード・・・コストダウンされた部分もあるような?ただ上記サイトに書かれているように無念なブッシャー職人の想いがこもっているのか?U字管補強には3本溝の補強板といった手間の掛かった細工がされてます。

さてさて・・リペア作業なのですがこれも手間が掛かってますww なんせ・・音がまともに出せない状態で入ってきたのですからww。LOW E♭支えるポスト陥没修理、キー・ポストのガタ付きは当たり前などなど・・・。 なんでこんなに手荒く扱われていたのかなぁ~・・・可愛そうなOMEGA君(泣・・。

——-

ちと・・話変わって個人的な話をば・・。 札幌に戻ってから散々なのさぁ~・・・「演奏ヘタクソ呼ばわり」されてww ○「僕の事下手だと思っていた」発言。(以前ご一緒した方がその時に下手だと思って次に聞いた時は「まぁまぁ」だったのでこういう発言がw)○「お前はカッコワルイ」発言・・なんざんしょねぇ~ww酔っぱらいの戯言なのですがwまぁその方はプロ級ですよ~挙句の果てに「俺に習えばカッコヨクナル!」って新手の勧誘ですか?(笑・・って勧誘に乗った素直な僕ですw とまぁ・・色々あるのですが聞き捨てならないのが↓ ○「僕の腕前で楽器の良し・悪しが解るのですか?」 こりゃ聞き捨てなんねぇ~!!それで飯喰ってるのですよ~!!当然「解ります!」と淡々と説明。そうなのですよ!演奏が下手でも音は長年出している。サックスの音色も今まで聞き手としてはかなりの数こなしているので★–若い人には負けませんよ!–★サックスに関してはですねぇ~微妙な音の出方まで感じながら接しているつもりなのですよ~。リペアマンは演奏が上手けりゃいいって(訳でもあるけど・・)わけでもないのだw師匠がよく言っていたよ「ヘタクソ吹きをしなさい」と・・僕らの試奏っていうのは単なる音出しとは違うのですよ~。音が確実に切れるか?抜けは?オクターブ機能は?音量では?キーの動きは?etc様々なテストをする。

演奏して「いいんじゃない?」ってわけではないのですよ~。—–etc——。

なんの話だっけ? そうそう・・札幌戻ってから散々な目に合っているという話・・・・。 可愛そうなOMEGA君・・・っと可愛そうな僕ww なんかね~・・そんなこんなが重なって・・OMEGA君リペアしていて「この不器用な子」をなんとかしたい!という想いがあります。立派な子にしてあげるからね~・・・っと。

期待出来るのはですね~、この管体のサビ具合が良いのですよ。赤みが帯びた感じが銅成分が多いのでは?と期待させられる。大抵リペアしたあと良い鳴りしているよ。 きっと君は良い楽器に生まれ変わるさ!!なんせアメリカセルマーの最後のプロ機なのだから。

——- 文中★—-若い人には負けませんよ—-★部分・・・・・・もう歳で高音聞こえませんわ(笑ww

コーン10Mシルバー

コーン10Mシルバー

販売サイトにアップしました。http://brasswork.jp/saxcolle/index.html

コーン10Mサテンシルバープレート、見た目に美しい楽器です。(もちろん中古ビンテージなのでメッキ剥げなど汚れもあります・・が)

昔・・10Mを試奏した事があります・・・その時の印象は現代楽器とは違うふくよかな音色を感じました。お店にあるメキシコ産10Mもそんな感じです。

しかし・・・この10Mはシルバープレートの恩恵なのでしょうか?割と現代的な乾いた音色を感じます。すぐイメージしたのがセルマーⅥ10万台ぐらいの感覚です。・・・音の飛び方も似ていてベルから真直ぐ志向性がある感じがしました。

ふくよかでウォームな音色を期待してたので少し拍子抜けwでも・・その切れのある音で「使える楽器だなぁ~」という印象です。

音色に関係のありそうな難点が1つあります。

「楽譜立て」を取り外しております。・・・これは自論なのですが・・ネックとの接合部はしっかり剛性が有った方が良いのでは?と思うのですよ。この部分が過振動したらあんまり良いこと無いのでは?・・と思い・・ゆえに・・楽譜立てが取り外されているのを見て10M部品取りがあるのでそこから移植しようか?思いました。しかし、音を思い切り出してみても楽器が受け止める感があったので問題ないと判断しました。

どうして?取り外したのだろう?昔は楽譜立てを外すのが流行ったのかなぁ~?たしかに・・余計な部品は無い方が良いけど・・ここは僕的にしっかりしていた方が良いと考えていたから理由を知りたいです。

先にブログに書きましたが一癖も二癖もあるトンガリコーン君。次はニッケルプレート6M君か?いやいや・・テナー好きなのでOMEGA164をリペアしますよw これも楽しみです^^)

マウスピース2点入荷(ベルグラーセン・フィルバロン)

入荷情報:
アルト用マウスピース2点。

① ベルグラーセン(マーブルエボナイト)95/3 SMS
マーブルエボナイトは英国では発売されておりますが日本では売ってないような?開きは実測90、チャンバーの太さは3で一番太いタイプ、これもあまり見ないです ^^;)

お値段:29,000円(税無し)・・英国で220ユーロで販売(39600円程・・1ユーロ130円で)


② フィルバロン HDラバー (フェイス実測 72)
テナーのメタルでは結構有名です。メイヤー系音色・ダーク系です。

お値段:22,000円(税無し)

ベルグラーセン・フィルバロン

とんがりコーン(CONN10M、CONN6M)

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コーン兄弟ですなぁ~。10M+6M

入荷しました、どちらもシルバーで御座います。

10MのS/Nは307***1942年程のロールドトーンホール、サテンシルバー。良い音しますね~、まとまり感が良いような?残念なのが譜面挿し(?)が欠品しておりますなぁ~、あと何の意味があるか判りませんが数字を削りで書ております(シリアルの上に)、ストラップリングの位置も変更しております。・・・でも、他は美品です~。

6MはⅧスタンプ有り、S/Nは268***、1935年程ですかね~?ニッケルメッキですかね?すごい綺麗ですww・・これもストラップリングの位置をずらしております。タンポがボロなので全交換しないといけません・・んで・・まだ試奏しておりませんがどんな感じでしょうね?海外サイトなんぞ調べてみたらニッケルメッキの6Mはレアだという事ですが普通は銀の方が価値あるよなぁ~、よりダークな音色になるのが良いのですかね~?(単に販売数が少ないのでしょうねww この情報欲しいですよければメール下さいませ ^^;) br.work.ot@gmail.com)

っと・・そんな一癖も二癖もあるトンガリコーンいかがでしょうか?

リペアが終わったら販売サイトにアップします~。