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最近聞く炙り調整について。当店の見解。

結論から申し上げますと。インチキであるとしか思えませんので当店では炙り調整を依頼されてもお断りする事にいたしました。

サックスで言わせて頂ければ「炙り」というのは常日頃調整作業で行われております。キーカップを温めて中のシェラックという接着剤を溶かし(柔らかくし)タンポを傾けて調整しております。その炙り行為で音が劇的に変わるか?というと変わってないですよね?

さて、何も変わらないのでしょうか?例えば演奏前と演奏中では音程が変わるというのは皆様ご存じの事かと思います。炙って管体を温めてその後試奏すると音質に変化があったような感じがする!という体験談はございますが前記した音程の変化ではないでしょうか?言葉巧みに音質が変化した事を誘導されたのかも?しれませんね?

よくよく考えてみて下さい。

このような詐欺まがいな新興宗教っぽい調整を皆様が信じないことを祈ります。

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